デッキ解説【ドラゴンミネア】③ しんりゅうの展開
今回は《しんりゅう》の展開について書きたいと思います。
なぜ《しんりゅう》の展開パターンを独立したページに書くかというと、それだけこのデッキにおいて《しんりゅう》の展開が大切だからです。
慣れて来たら、このようなものがなくとも手札にある《しんりゅう》とにらめっこをしながら、何ターン目に《しんりゅう》狙ったらいいかがわかるかと思います。
以下《しんりゅう》が手札にあることが前提です。
基本パターン
1.「4ターン目までに《銀のタロット》を発動していて、かつ《しんりゅう》、《運命の輪》、《タロットシャッフル》、《魔術師のタロット》が揃っている」場合。(5ターン目でも、手札によっては可)
まず初めにこれ狙いに行きます。
4T 《タロットシャッフル》を相手のモンスターにうち、《しんりゅう》をデッキトップに置く。《魔術師のタロット》でデッキトップのカード(しんりゅう)のコスト-4
5T 《運命の輪》発動、《しんりゅう》召喚。
他にドラゴンが2枚ほどあるだけで圧倒的な展開力、そして次ターン以降に出すドラゴンもパンプされていて、非常に強いです。
《しんりゅう》を複製することを意識しすぎてる人も多いですが、まず基本はこれを狙いに行きます。
このパターンよりも2ターン以上遅く(6ターン目に銀のタロットを引くなど)コンボパーツが集まった場合は、2.に狙いを切り替えます。
2.「《銀のタロット》発動済み、《タロットシャッフル》、《魔術師のタロット》、《しんりゅう》を所持している場合。
《運命の輪》発動。《タロットシャッフル》を発動し、《しんりゅう》をデッキトップに戻す。
《魔術師のタロット》を発動し、《しんりゅう》召喚。
《しんりゅう》の展開パターンにおいて一番見る形だと思います。
これを最速で行えるのは、《タロットシャッフル》と《魔術師のタロット》をテンションスキルによって加えた場合の7ターン目です。
この7ターン目というのはとりわけミネアミラーにおいて大変重要で、時には自分がコンボパーツを揃えているが後攻である場合などで、6ターン目に場にユニットを残さないことによって相手に《タロットシャッフル》を打たせず、後攻7ターン目に自分が先に《しんりゅう》を決めるというプレイが必要になることもあります。
以下派生ルート
派生ルートはコンボパーツ+αの特技カードを所持しているパターンで、《しんりゅう》を強く使うためにはなるべく手札の「ドラゴン」以外のカードは消費して手札を減らしておきたいのですが、派生パターンではそれも一緒に達成することができます。
パターンA.
《銀のタロット》すでに発動していて、《運命の輪》、《銀のタロット》、《タロットシャッフル》、《魔術師のタロット》、《しんりゅう》を所持している場合。
この動きは最速で5ターン目くらいから狙えます。
5T 《運命の輪》発動、《タロットシャッフル》で《しんりゅう》を戻す。《魔術師のタロット》で両方の効果発動。
6T 《銀のタロット》(コスト1)発動、《運命の輪》発動、《しんりゅう》召喚。
2.のパターンよりも早く《しんりゅう》の複製を早く狙うことができ強力です。
パターンB
《銀のタロット》発動済み、《タロットシャッフル》、《タロットシャッフル》、《魔術師のタロット》、《運命の輪》、《しんりゅう》を所持している場合。
これは《タロットシャッフル》がともに1コスト、《魔術師のタロット》が2コストという場合に7ターン目《しんりゅう》を狙う場合などに用いることができます。
6T 《タロットシャッフル》を発動、《しんりゅう》を戻す。《タロットシャッフル》を発動、何かを戻す。
7T ドローで先ほど戻したカードを引く。《運命の輪》発動。《魔術師のタロット》を発動。1枚目の《タロットシャッフル》で戻したカードは《しんりゅう》なので、《運命の輪》から《魔術師のタロット》で《しんりゅう》を確定複製(コスト-4)し召喚。
パターンC
《銀のタロット》発動済み、《運命の輪》、《タロットシャッフル》、《魔術師のタロット》、《魔術師のタロット》、《しんりゅう》を所持している場合。
これも本来よりも1ターン早く《しんりゅう》を狙うことができるパターン。
6T 《タロットシャッフル》(コスト1)発動、《しんりゅう》を戻す。《魔術師のタロット》(コスト2)発動、デッキトップのコスト-4、《魔術師のタロット》(コスト3)発動。デッキトップのカードを複製。
7T 《運命の輪》発動。《しんりゅう》を召喚。
以下さらに派生ルート
パターンW
《銀のタロット》発動済み、《銀のタロット》、《タロットシャッフル》、《タロットシャッフル》、《魔術師のタロット》、《運命の輪》、《しんりゅう》を所持している場合。
これは特に何もなし。パターンAを用います。
パターンX
《銀のタロット》発動済み、《銀のタロット》、《タロットシャッフル》、《魔術師のタロット》、《魔術師のタロット》、《運命の輪》、《しんりゅう》を所持している場合。
これも特になし。パターンAを用います。
パターンY
《銀のタロット》発動済み、《タロットシャッフル》、《タロットシャッフル》、《魔術師のタロット》、《魔術師のタロット》、《運命の輪》、《しんりゅう》を所持している場合。
最速で5ターン目に《しんりゅう》複製展開をすることができる、かなりの凶悪パターンです。
4T 《タロットシャッフル》発動、《しんりゅう》を戻し、《魔術師のタロット》を発動。デッキトップの《しんりゅう》のコストを4下げる。
5T 《運命の輪》発動。《タロットシャッフル》を発動し、《しんりゅう》をデッキトップに戻す。《魔術師のタロット》発動。0コストになった 《しんりゅう》を手札に加え、《しんりゅう》を召喚。
パターンZ
《銀のタロット》を所持し、《銀のタロット》、《タロットシャッフル》、《タロットシャッフル》、《魔術師のタロット》、《魔術師のタロット》、《運命の輪》、《しんりゅう》を所持している場合。
Yパターンの派生ですが、1度目の《魔術師のタロット》の前に《運命の輪》を発動することによって、3体の《しんりゅう》を狙うことができます。
1枚は全体除去対策として手札においておくことになりますが、ここまでそろうことはまあ稀ですね。
以上展開パターンでした。
ミネアミラーや中速以下のデッキに対して大事なのはいかに早く、強く《しんりゅう》を出せるかであり、また占いカードの仕様上1ターンに時間がかかってしまうので、上記の展開パターンは暗記しないまでも相手のターン中や展開する1ターン前などに、事前にプレイを想定しておくことをお勧めします。